新田和子を囲む会

日時：　2013.04.23（火） 17:30 ～

場所：　手打ち蕎麦「はなぶさ」

会合準備の経緯：

★ 新田歓迎会終了報告

Date: Wed, 24 Apr 2013 19:59:04 +0900
From: 増田満義
To: 西高
Subject: 新田歓迎会終了報告

各位

かねてより案内してました新田の歓迎会を23日に「蕎麦はなぶさ」で行い、
翌24日に上野からスカイライナーに乗せ無事成田空港に送りました。

しかし新田ちゅうのもオッチョコチョイな奴でのう、羽田に着いて到着出口から出てきたが
バッグをピックアップしてなく、係員に取ってきてもらうし、モノレールは浜松町で改札出る時
切符が無いと、ポケットをひっくり返して探すし、臨床じゃなくて病理でよかったの お。
さすがレディファーストの国、ワシが荷物持つの当たり前のようにしちょった （笑）。

歓迎会は出 席者12名（本人含む）で、細川は広島から出張を調整して参加、
藤永は三島から参加、みなさーんお疲れさん。
最初に本人の西高卒業以降のキャリアを話してもら い、次に参加者の近況報告、
あとは例によって、人の話しは聞かんわ、好きな事かってにしゃべるわ、いつも通 りの
大騒ぎ、よお盛り上がって楽しかったいや。
途中、ニューヨーク出張中の小西、サウジの時田とＳＫＹＰＥで通信、いわゆるＴＶ電話で、
顔も見えるから新田も喜こんじょった、楽しみ盛り上がった。
今回新 発見、飲んで電話魔になるのは純平だけ やと思っちょったが吉川も電話魔やった。
誰か死ぬまでやる予定やったが、誰も死なんかっ た、22時すぎにお開き。

翌24日は純平が大奮闘して くれてのお（西村は敵前逃亡）、 新田をホテルからピックアップし、
スカイツリー、浅草寺仲見世、上野西郷 さんと半分外人さんを案内し、時間 通りスカイライナー
に乗せ成田に送った。
新田ァ?、無事に着いたかァ?、まだ飛 行機か。

村川、純平がいっぱい写真撮っちょったから、整理できしだい配信すると思うから待っちょき。

以上報告します。

ＰＳ：謙さんの時の残金もあり 今回助かった、立替金等を清算し、結果10,000円残 りましたが
　　　次回の反省会？ 慰労会？同窓会決起集会？の足しにします、ご了承の ほど。

仙人増田

●新田和子の感謝

From: Kazuko Nitta
To: <nishiko@rokuchan.net>
Date: Thu, 25 Apr 2013 12:30:14 -0400

★その他の写真 (クリックすれば、大きな写真が現れます）

★金川純平のレポート

４月２６日（金）から１２日ぶりにPCを開きました。
約７０通のメール、日数の割には少ない数ですが連休でしたね。
しかし・やはり、その半分が西高です。

未だ全部は読んでいません。
一番直近のUチューブ転校生メール、前にもう一回転校すると言っていましたが、まだ居るようですね。
そうよ、強がり言っても・もうこの歳で行くところはない、やっぱり西高やろ。
下の文・・・高尾山に行くんか行かんのか・・・どっちでもいいけど・判らん！・・・相変わらずいらいらする。

PCから携帯にメールが転送されるシステムなんですが壊れたのかなあ、先程はじめて見ました。
きのうまで携帯を見ながら、新田さんからはお礼の一言も来ないなあ・・・と思っていたら、ちゃんと来ていた、ごめん。
4/23・24 楽しかったね。
不忍の池が埋め立てられて東京大学の運動場になる計画もあったんだよ・・・と言うと、駄目だよそんなことは許さん！・・・と、まるで男のように怒って。
明治時代の話だよ・・・、私じゃあないと言っているのに・・・本当に大雑把な人だ。

２人で色んな話をしましたが、上野のスカイライナー駅の向かいのお寿司屋さんで、新田さんがランチ定食ではない値段の高い握りずしを奢ってくれました。
その時の面白い話・・・。

新田さんはアメリカ・ニューヨークの近郊・ビンガムトンと言う市街地に仕事場があり、
病理の仕事よりも最近は分野を絞り込んでの研究に没頭しており、定年は無く、・・・そこから数十キロ・車で約１時間のところに自宅があるらしい。
自宅はかなり立派な古いお屋敷で、その敷地が約１０万坪 （千坪・一万坪じゃあないよ！・私が計算し直しました・事実です）。
で、その４０％が草原で、６０％が森。
鹿やいろんな動物が棲んでおり、クマやオオカミも出てくるとの事。

自宅に今まで数頭のシェパードを飼って来たがアメリカは銃社会、今居るのは１頭で、他は全部その広大な庭で誰かから撃ち殺されたとの事。
アメリカは恐いね！
その１頭のシェパード、名前がクマだって。

なんで犬にクマという名前をつけるの？と笑いながら聞いたけど、「そんな事はどうでもいいでしょ！」 と声には出さないけど大雑把な無視！の表情。
そのクマと２人で森を散歩する時には片手にノコギリを持っていく。
密林の枝をそのノコギリで切り開きながら・道を作りながらの散歩、本物のクマやオオカミも本当に居る森でだよ・・・！
クマの首にはロープも何も無い、まあ放し飼い。

森を抜けると小川が流れており、その川の向う斜面がお隣との境界線。
ある日、そのあたりで突然ライフルの射撃音とともに銃弾が新田さんのほほをかすめた。
新田さんが自分の右ほほを指で往復しながら・私の顔を見ながら・その傷跡が残っているような・迫真の説明・・・、本当は傷は無いんだけど。

結果論だけど、未だにどうやら？ そのお隣の家の旦那さんが、新田さんを狙ったのではなく、クマをクマかオオカミかに見間ち違えたらしい。
しかしクマにはあたらず・・・、ほんの数センチずれていたら新田さんは即死・・・・・当たり前だけど余りのことに新田さんはびっくり仰天。
犯人はライフルを抱えて一目散に逃げて行った・・・・のが見えたとの事。

ここで普通の女の人なら顔面蒼白・意気消沈・その場にへたり込む・・・ところがどっこい新田さん  「まてー！」 と英語で叫び・追っかけた！
しばらく追っかけ・走って隣の家に行き着き・ドアを連打・・・、犯人ではなく奥さんが出て来た。
その奥さんは、旦那は今は居ない！と言ったが、新田さんの憤怒の顔と新田さんが握っているノコギリを見交わし、これまた顔面蒼白。
その奥さん、さぞや恐かったろうねえ！
ライフルの弾で殺されそうになった大柄な女が血相を変えてノコギリを持って談判に来た！・・・そのノコギリでひき殺しに来たのかもしれない。
・・・・・

皆さん、新田さんが逆上したら恐いよ！
怒らしちゃあ駄目だよ！
そのクマはその日の夕方、何事も無かったように家に帰って来たとの事。
・・・・・旨い寿司を食べながらの面白い話でした。
新田さん、上の話・間違いは無いよね？　誇張も無いよね？

２３日・２４日の私が撮った写真はその内に小西さんに渡します。
見て下さい。
西郷さんの前、不忍の池の前・・・・・。
新田さんも、日章旗を飾った玄関の壁、ライフル事件の小川の風景、クマ、そして赤いトラクターも・・・、写真を見たいぞ。

今月の中頃には下関から増井鑑定士が上京と言っていたね。
待っています、また一杯。

では、取り急ぎ、草々。

金川　純平 Kanagawa Junpei


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★ 新田さんの「思い出」

想像力豊かな描写ですね。でも大まかな筋はその通りです。　これは1994年の早春の話で、最愛のクマはもう鬼籍に入っています。

当時はクマを含めて3匹の犬を飼っており私のところに入りびたりの隣の犬も含めて4匹をつれて森の中を木々の下枝をのこぎりで
切りつつ散歩していました。谷を流れる小川に来て犬たちがそれぞれに水をのんでいるのを水際にたって眺めていたとき突然銃の
音のとどろきとともに何かが頬をかすめたので、振りかえるとオレンジ色のチョッキを着たハンターが早足で逃げていくがの見えた
ので”誰だ、待て”と追っかけて山の斜面を上っていったら、隣の家に来てしまい男の姿は消えてしまったので、その時ちょうど外に
出て何かしていた婦人に「ハンターを見かけなかったか」尋ねると自分の主人とその友達が今カヨリ（おおかみ）の狩りに出ていると
言うのです。　「あなたの主人にもうちょっとのところで殺されるところだった」と頬をさすりながらひとしきり文句をいったのだけど
その間　婦人の見開いた眼が私ののこぎりに止まってたのを覚えています。　あののこぎりをなんと思ったろうかといまだに
思い出すたびにふき出します。　

私もびっくりしたけどハンターもびっくりしたことでしょう。クマは狼に似ていると皆から言われていました。クマは2004年の春の
お彼岸に12歳で亡くなりました。
　


★ 猟師・田中亨のコメント

新田さん
先日下関では楽しい時間を有難うございました。
純平のレポートが概ね間違いではなかったことに安堵しました。
彼の次なるあなたに付いての楽しい次号を心待ちにしています。

しかし、良かったですね。かすめた位で。
この猟期、国内でも何件かの誤射事故があり、栃木だったと思いますが
新田さんの状況とよく似た事故が起こっています。7、80ｍ先の獲物に向けて
発砲した弾が近くにいた猟仲間に当たり亡くなっておられます。
（なぜ近くのハンターがそれを撃たなかったのかね？？？）
昨日は厚狭警察署に出向き猟銃の更新講習で事故防止についての講義をしてきたところです。
皆さん神妙に聞いてますよ。

しかし、羨ましいですね。自然豊かで広大な敷地にお住まいとは。
犬もいいですが今度はサラブレットを飼って乗馬でのお散歩はいかが？。
それとも、いっそハンターになるか。

100年前にテキサスで生まれてればなぁ。　田中　亨でした。